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BEACH DIARY

2012年10月29日月曜日

加賀百万石のおもてなし ラストDAY

写真は前日のもの

CONTEST IS ON!
小さな半島を挟んで、西うねりがまともに入るA・Bポイントでショート、西うねりが回り込んでくるCポイントでロング。3ポイントで午前7時よりスタートです。スタート時点での波のサイズはモモ〜コシの綺麗な波。セミファイナルの頃には腹ぐらいのセットもどんどん入ってきました。



グランドチャンピオンゲームスは、全日本選手権をはじめとする公認コンテストでの上位者が招待を受けて参加できるコンテスト。ショートもロングも年齢別じゃないので小学生も60歳も同じ土俵で戦います。
「一般の社会生活上で年長者を敬うのはあ・た・り・ま・え。道徳の時間に先生から習っています。でも、海の中ではちょっとぐらい早く生まれたからつって偉そうにされても困るのよ。サーフィンではどっちが上かはっきりさせましょーよ。せんぱ〜い。」と小学生や中学生からの呼び出しに真顔で応える、大のおとなが日本中から集まってきます。

ゼッケンブルーの大世戸さんはショートメン・ランキング1位でWエントリー(ω)

ロングボードはメンクラスから22名、マスタークラス(45歳以上)からは9名が招待されました。運転手の中山はR1・R2をぶっちぎりの1位余裕で勝ち上がりセミファイナル進出。ボクの方は首の皮一枚ぎりぎりのところでR1、R2をなんとかくぐり抜けてのセミファイナル進出です。まったく余裕がありません。あたりまえっちゃあたりまえだけどみんなむっちゃ上手いです。その中でも中山は目立ってた。ただ、セミファイナルでは中山もボクも力尽きて4位で敗退。ファイナルで中山と戦えれば最高だったのですが...
写真はロングボードクラスのファイナリスト。ボクとはたった31歳しか違わない20歳が2人。「来年は覚悟しとけよ!」とは口がさけても言えない、勝てるシチュエーションが想像できない上手さです。
やっぱ中山の全日本3位はスゲーや。


みんなかわいかったのでおもわずシャッターを切ったボディーボードクラスのファイナリスト。




Cポイントでのロングファイナルが終わった途端、大雨。そんな中A・Bポイントを見に行くと驚きのコンディションでセミファイナルが行われていました。どれが波かわかりませんし、どこがアウトかもわかりません。それでもこの過酷な状況を勝ち抜いた選手は、なんとな〜くいつもの顔ぶれ。その中にはとーぜんウイメンクラスの小山みなみちゃんも含まれています。




帰り道。到着時にもお昼ご飯を食べた徳光パーキングエリアで早めの夕食。今回の旅でわかったのは、中山はめし屋選びのセンスがわるく、選んだ店はぜんぶおいしくありませんでした。中山くんに教訓としておぼえておいてほしいのは、徳島で「徳島ラーメン」ってでっかく書いてある店に普段食べに行くか?と言うことです。


がっかりした夕食のあとに見る"世界の共通語"マックの看板は神々しく、腹いっぱいなのにポテトとホットコーヒーを買ってしまう。見知らぬ土地での飲食指標はマック x ローソン x ココ壱 x とんかつ x スタバ。


一応社交辞令で「運転変わるぞ」とは言ったけど..約1100キロの運転をやり遂げた中山。朝、約束の時間にホテルのロビーに降りるとちゃんとお湯の入ったポリタンを2つ用意して待っている中山。お世話になりました。今年はお互い日本6位の同着でフィニッシュ。来年までにめし屋選びのセンスだけは磨いておくように。
おしまい。

6th ALL JAPAN SURFING GRAND CHAMPION GAMES 2012「グランドチャンピオンゲームス 石川」